広島大学附属三原学校園研究紀要 7巻
2017-03-28 発行

土粘土を素材とした図画工作科の協働的な授業の考察 : 第2学年における授業実践を通して

A Study of Collaborative Lessons in the Art and Handicraft Using Clay as Teaching Materials: Through Lesson Practice in Second Grade Elementary School
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抄録
本研究の目的は,図画工作科における協働的な学びの場面において,製作活動中の子どもたちのかかわり方や,子どもたちが思いを表現するまでの過程と,その素材としての土粘土の効果を考察することである。研究の方法は,小学校2年生を対象に土粘土を素材とし協働的な学びを中心にした題材を開発・実践し,質問紙調査,ワークシートの内容分析,グループ毎に製作中の動画を撮影し,会話や活動の様子を詳しく内容分析をし考察する。研究の結果,「協働的な学び」については,作品の形態によって会話・活動内容・学びの内容について,それぞれ特徴的な相違点が見られること,「土粘土」については,子どもの意欲を高め,主体的な学びをつくる効果があることが分かった。今後も,土粘土を素材とする題材を開発・実践し,図画工作科における素材としての土粘土の効果や可能性を追求していきたい。