広島大学附属三原学校園研究紀要 7巻
2017-03-28 発行

少子化について考察を深める社会科授業の開発 : 第4学年「テレビと家庭・家族」の授業実践を通して

A Study on Development of the Social Study Class to Deepen the Consideration to the Low Birth Rate: Through the Practice of Class "TV and Family" in Fourth Grade Elementary Students
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抄録
本研究の目的は,第4学年における授業実践を通して,少子化について考察を深めるための効果的な指導の在り方を探り,成果と課題を明らかにすることである。研究の方法は,「テレビと家庭・家族」の関係に着目した授業実践と学習内容について考察する。そして,単元終了後の白由記述の質的傾向や記述内容を見取る。成果は,近年は,家族の個人化が進み,家庭内におけるつながりが希薄化してきていることを多くの子どもが捉えることができたことである。その一方で,家族の個人化と少子化という一見すると無関係のようにも見える2つの事象を第4学年の子ども達が理解できるようにいかに結びつけるのか,また少子化の社会への影響をいかに分かりやすく捉えさせていくのかは今後の課題である。