広島大学附属三原学校園研究紀要 7巻
2017-03-28 発行

友だちと協同して遊ぶようになるための環境・援助を探る : 共通の目的に向かって取り組む5歳児の活動に焦点をあてて

Proving Environment and Assistance to Enable Children to Play Cooperating with Others: Focusing on Activities of Five-year-old Children Working with a Common Aim
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抄録
本研究の目的は,共通の目的に向かって取り組む5歳児の活動に焦点をあて,友だちと協同して遊ぶようになるための環境構成や援助を明らかにしていくことである。
研究の方法は,子どもたちが好きな遊びを見つけて遊んでいる時とまとまった活動をしている中で,友だちと協同して遊ぶようになるために行った環境構成や援助を記録し,実践事例として書き起こす。そして,この実践事例を本園で行っている保育カンファレンスや教師自身による実践事例の考察により,行った環境構成や援助が適切であったかを検討し,明らかにする。
その結果,以下の環境構成や援助が明らかlこなった。 ①友だちの思いを取り入れたアイデアを生み出せるようなかかわり②友だちの情況に気づき,再び友だちと共に取り組んでいけるようなかかわり③役割分担をしながら取り組む楽しさや充実感が味わえるようなかかわり④一緒に作っている友だちの思いや考えを聞くことができるような場の設定という,4点である。