本研究の目的は,高め合い活動(ピア・フィードバック)を通して学習することで英文を書く力がどのように育成していったかを実践を通して考察することをねらいとする。「化石燃料に代わる電力源」についてマインドマップを利用して紹介文を書き,その後,小グループでお互いの原稿を読みあって文法の間違いや表現の誤り,文章構成の誤りなどに気づかせ文章に対する意見交流をグループで行った。その活動を通して一回目の文章とピア・フィードバック後の文章を比較すると,1回目の文章よりも表現豊かに文を書くことができていた。以上のことから,高め合い活動(ピア・フィードバック)をすることによって,内容的にまとまりのある一貫した文章を書く力が伸びたといえる。