広島大学附属三原学校園研究紀要 6巻
2016-03-28 発行

小中連携を図るプロジェクト型外国語活動の単元開発 : 「英語による中学校説明会」の実践を通して

A Unit Development of Project-Type Foreign Language Activity Class Aiming for the Elementary Schools and Junior High Schools Collaboration : Through a Junior High School Orientation Session in English
米倉 智久
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抄録
本研究の目的は,「英語による中学校説明会」を1つのプロジェクトとして単元に設定することによって,子どもたちがより主体的に学習に取り組むことができるかどうか考察するとともに,子どもたちの中学校生活への関心が高まるかどうか検証することである。実践事例をもとに考察した結果,中学校クイズや校舎MAP作りなどを通して,中学校への関心が高まったと考えられる。特に,中学生による部活動紹介のビデオレターを視聴した子どもたちは,中学生への憧れを持つと同時に外国語活動に対する関心も高まった。小学校の外国語活動から中学校の英語科へ,学習面に関するなだらかな接続が図れた実践となった。今後も継続して単元を実践していくためには,中学生にとっても意味のある活動でなければならない。そこで,7年生のカリキュラムの中にも本単元を位置付けていく必要があり,日程調整も含めた小中教員間の連携が今後の課題である。