広島大学附属三原学校園研究紀要 6巻
2016-03-28 発行

資質・能力を育成する算数学習の開発に関する研究 : 指導方法及び評価方法の開発をめざして

A Study of Development of Arithmetic Learning Which Fosters Pupils' Qualities and Abilities : With a View to Developing Methods for Instruction and Evaluation.
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抄録
本研究は,算数科において資質・能力を育成する指導方法及び評価方法を開発することをねらいとする。まず,算数・数学科の本質に根ざした3つの資質・能力を明確に定義し,年間ルーブリックを作成した。その資質・能力を子どもたちが意識できるように,年間ルーブリックを「めざす姿」として子どもたちに提示し,ルーブリックを評価の指標とした算数ノート及びレポート①②を活用したポートフォリオ評価を行った。また,3つの資質・能力のそれぞれの特性を生かした指導方法を開発し,実施した。その結果,3つの資質・能力に対する子どもの意識が高まった。これは,「ポートフォリオ評価を中心とした自己評価活動」を計画的に実施し,評価の分析を指導に生かしたフィードバックを行ってきた結果であると考える。今後も,資質・能力のさらなる意識化をめざし,効果的な自己評価の在り方を中心に開発を推進する。