広島大学総合博物館研究報告 8号
2016-12-25 発行

瀬戸内海産エビクラゲの餌生物と摂餌方法に関する研究

Feeding habits of Netrostoma setouchianum (Kishinouye, 1902) collected from the central part of the Seto Inland Sea, Japan
橋本 周一郎
大塚 攻 大学院生物圏科学研究科附属瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター 広大研究者総覧
近藤 裕介
岩崎 貞治
足立 文
笠川 宏子
小谷野 有加
本文ファイル
抄録
根口クラゲ類エビクラゲの摂餌生態を解明するために,瀬戸内海産個体を用いて吸口構造および消化管内容物の観察を行った。吸口は長径約350μm,短径約130μm の楕円形に近い形であり,このサイズクラスの動物プランクトンが捕食されると推定される。採集した7個体の内,4個体の口腕水管内から小型浮遊性カイアシ類Paracalanus parvus s.l., Oithona sp. の2種が検出された。これらの体幅は吸口のサイズと一致する。
内容記述
本研究の一部は日本学術振興会科学研究補助金(基盤研究 B25304031,代表 大塚 攻;基盤研究B26304030,代表 西川 淳)によって行われた。
キーワード
吸口
食性
根口クラゲ類
エビクラゲ
feeding habit
Netrostoma setouchianum
rhizostome
secondary mouth
権利情報
Copyright (c) 2016 広島大学総合博物館 Hiroshima University Museum