広島大学総合博物館研究報告 6号
2014-12-25 発行

竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区における町家 <論文>

A Study of Machiya in Takehara Preservation District for Groups of Historic Buildings <Article>
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抄録
平成21年度および22年度に竹原地区伝統的建造物群保存地区とその周辺に存する建造物の調査を行う機会を得た。調査は外観から年代を判定する1次調査を実施し,その結果をもとに2次調査(実測図の作成や建築年代・意匠等の詳細な調査)を行った。本稿では,2次調査を行った建造物の内,狭義の町家(独立した町家であって,長屋や土蔵などから増改築されたものは含まない)に着目し,建築年代・規模や土間形式・大戸・蔀帳・二階外壁など細部意匠についてその特色を述べた。さらに建築年代が江戸時代の町家において妻入と平入が混在している理由について若干の考察を行い,江戸時代に幕府や藩より出された梁間を3間以下に規制する御触書にその原因があると推測した。
キーワード
町家
細部意匠
伝統的建造物保存地区
竹原
梁間規制
Machiya
Detail design
Groups of Historic Buildings
Takehara
Restriction between beams
権利情報
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