広島大学総合博物館研究報告 3号
2011-12-25 発行

徳之島の闘牛における観客の動向と今後の可能性 <短報>

Characteristics of the spectators watching Tokunoshima Island's bullfighting event and scope for tourism <Short Report>
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抄録
本稿では,徳之島の闘牛大会における観客を対象に,彼らが闘牛とどのような関わりを持ち,どこから,いかなる動機で大会に足を運んでいるのかを2回のアンケート調査の結果をもとに解明した。その結果,観客層は,大きく分けて牛主の関係者=特定の牛主の応援者,闘牛ファン=特定の牛の応援者の2つがあることが分かった。大会に来た回数では10回以上と答えた回答者が最多で,リピーターが多かった。全国闘牛サミットの記念大会では初めて来た観客が多く,こうした他の開催地との連携などの工夫が,新たな観客の誘致につながるといえる。初めての観客からは闘牛の雰囲気になじめないとの記述もあった。さらなる観客を獲得するために,初めての観客に「応援したい牛」や「応援したい牛主」を持たせるための工夫を提案した。
キーワード
文化
伝統行事
闘牛
観客
Bullfighting
Culture
Spectators, Traditional event
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