生物圏科学 : 広島大学大学院生物圏科学研究科紀要 56巻
2017-12-15 発行

Two species of copepods, Lernanthropus atrox and Hatschekia pagrosomi, parasitic on crimson seabream, Evynnis tumifrons, in Hiroshima Bay, western Japan

広島湾産チダイに寄生していたカイアシ類2種, タイノヒトガタムシとマダイノエラノミ
Nagasawa, Kazuya 大学院生物圏科学研究科
本文ファイル
抄録
広島湾で漁獲されたチダイの鰓に寄生するカイアシ類を調べたところ,ヒトガタムシ科のタイノヒトガタムシLernanthropus atrox Heller, 1865とエラノミ科のマダイノエラノミHatschekia pagrosomi Yamaguti, 1939の寄生を認めた。チダイはタイノヒトガタムシの新宿主であり,わが国のチダイからマダイノエラノミが見出されたのは初めてある。寄生率や寄生数を示すとともに,両寄生虫の宿主や地理的分布に関する考察を行った。
キーワード
Copepoda
Evynnis tumifrons
fish parasite
Hatschekia pagrosomi
Hiroshima Bay
Lernanthropus atrox
カイアシ類
魚類寄生虫
タイノヒトガタムシ
チダイ
広島湾
マダイノエラノミ