生物圏科学 : 広島大学大学院生物圏科学研究科紀要 49巻
2010-12-24 発行

広島湾奥部の海底におけるアオサ等海藻類の堆積状況(予報)

Accumulation of Ulva spp. (Chlorophyta) and other seaweed thalli on the shallow sea bottom of Hiroshima Bay (A preliminary survey)
吉田 吾郎
内村 真之
平岡 雅規
寺脇 利信
新井 章吾
本文ファイル
抄録
広島湾奥部の大野瀬戸周辺の砂泥海底域で,小型底曳き網(ナマコ桁網)と潜水により,アオサ類等をはじめとする海藻類の堆積状況を調査した。38種の海藻・海草類が採集されたが,現存量では底曳き網による採集物の64~100%をアオサ類が占めていた。アオサ類は水深5m以浅で最も多く採集され,砂浜・干潟に連続する海底勾配の緩やかな浅海底がアオサ類の増殖帯になっていると考えられた。
キーワード
アオサ類
グリーンタイド
現存量
広島湾
小型底曳き網
biomass
green tide
Hiroshima Bay
trawl net
Ulva spp.