生物圏科学 : 広島大学大学院生物圏科学研究科紀要 48巻
2009-12-25 発行

Limnotrachelobdella sinensis, a leech associated with mortality in a wild population of Japanese crucian carp Carassius cuvieri in Korea

韓国産野生ゲンゴロウブナの斃死に関与したマミズヒダビル
Park, Sung-Woo
Kim, Young-Gill
Kim, Hyoung Jun
本文ファイル
抄録
2002年に韓国忠清南道にある溜池でゲンゴロウブナに斃死が発生し,衰弱魚はカザリビル属の1種の寄生を受け鰓に著しい貧血症状が見られたため,このヒルが斃死原因であると報告された。今回,そのときに採集されたヒル標本を観察した結果,それらはカザリビル属ではなくヒダビル属のマミズヒダビルLimnotrachelobdella sinensisに同定された。本論文では,その外部形態を記載した。これは韓国における本虫の2度目の発見であり,ゲンゴロウブナは同国における新宿主である。宿主の斃死との関連でマミズヒダビルの病害性を議論した。
内容記述
Part of this work received financial support from the Japan Society for the Promotion of Science (No. 20658046 for the Exploratory Research) and the Fisheries Science Institute of Kunsan National University.
キーワード
Limnotrachelobdella sinensis
Carassius cuvieri
Piscicolidae
fish leech
fish parasite
fish mortality
マミズヒダビル
ゲンゴロウブナ
ウオビル類
魚類寄生虫
魚類斃死