ひとり遊びをしている幼児と他者の相互作用の変化 <論文>

広島大学心理学研究 11 号 99-105 頁 2012-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
ひとり遊びをしている幼児と他者の相互作用の変化 <論文>
タイトル ( eng )
The change of interactions between preschool children who are engaged in non-social play and others
作成者
德岡 大
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
11
開始ページ 99
終了ページ 105
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
非社会的遊びに従事する幼児は常にひとりで遊んでいるわけではなく,他者とかかわることが先行研究(淡野・前田,2006)で示されている。本研究では,非社会的遊びに従事する3歳児や4歳児と他者の相互作用について観察し,他者を幼児と保育者に分け,幼児同士の相互作用と保育者との相互作用別に検討した。その結果,3歳児では保育者との相互作用が幼児同士の相互作用よりも有意に多かった。非社会的遊びに従事する3歳児から開始された相互作用は,保育者との間では成立しやすいが,他児との間では成立しにくいことが示された。一方,4歳児では3歳児よりも幼児同士の相互作用が成立しやすいことが示された。発達に伴って非社会的遊びの変化をもたらす環境条件に相違があることが示唆された。
著者キーワード
非社会的遊び
自由遊び
幼児
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2012-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129