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ID 31315
file
title alternative
A review of researches on Self-variability and Self-multiplicity : from the viewpoints of student counseling's understanding and importance
creator
Shibukawa, Rui
subject
大学生
自己の変動性・多面性
学生相談
主体性
関係性
NDC
Psychology
abstract
近年, 大学生の自己のあり方に関して, 多様化・質的な変化を指摘する知見が多く見られるようになった。本稿では, 特に近年の学生相談の文脈で指摘されている「悩めない」大学生に注目し, その心理的特徴や自己にまつわる課題について整理した。

その中で, 現代大学生の自己の特徴として, 状況依存的で, 相手に合わせて意識的・無意識的に変化するあり方があることが示された。また, 従来の一貫性の保たれた自己としてのあり方ではなく, それぞれの自己側面の繋がりが失われ解離・断片化していく新たな自己のあり方が一般化している傾向があることが推測された。

本研究では更に, 自己の変動性・多面性研究に関する実証的研究を整理し, その問題点と課題を指摘した。その上で, 学生相談などの臨床場面における大学生の自己に関する理解をすすめるためには, 意識されている側面と意識されない側面を含めた大学生の自己に関する主観的体験を重視する必要性があると考えられた。
journal title
Hiroshima Psychological Research
issue
Issue 10
start page
171
end page
183
date of issued
2011-03-31
publisher
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
issn
1347-1619
ncid
SelfDOI
language
jpn
nii type
Departmental Bulletin Paper
HU type
Departmental Bulletin Papers
DCMI type
text
format
application/pdf
text version
publisher
department
Graduate School of Education
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