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ID 45309
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ドイツ語授業におけるSNSを使用した社会語用論的スキルの教育法
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NDC
Education
abstract
本稿は,大学における初修外国語としてのドイツ語授業において,SNSをどのように取り入れることができるかについて考察するものである。筆者が担当するドイツ語授業(CFER level A2)を受講している学生のうち9名が,このプロジェクトに自発的に参加した。プロジェクトに参加した学生には,毎週,オンラインコミュニケーションでよく使われる発話行動を引き出すためのタスクが与えられた。学生はこのプロジェクトのために作成されたフェイスブックグループのタイムラインに自分の日常を投稿し,お互いの投稿にコメントをつけることが求められた。学習者が発話行動時にどのような問題に直面するかについて明らかにするために,タイムラインの投稿を質的・量的な面から検討した。そこでは,タスクごとに行われた発話の頻度,正確性および適切性を判断した。結果としては,このプロジェクトのために開発したタスクが非常に多くの発話行動を引き出すのに適切であること,発話のタイプ,頻度,適切性がタスクによって異なることが示された。また,学生はタスクに取り組む際,授業中に実施した事前の準備活動で使用した表現を多く活用していた。さらに明らかになったことは,タスク遂行の難しさは学生のL2における社会語用論的知識の不足だけでなく,SNSの使い方に慣れていないことにも起因しているということである。プロジェクト終了後のアンケート結果から,学生が外国語学習のツールとしてSNSを使用するのは良いと感じていること,このプロジェクトを通じてドイツ語の発話行動や知識を延ばすことができたと感じていることがわかった。
journal title
Hiroshima Studies in Language and Language Education
issue
Issue 21
start page
187
end page
198
date of issued
2018-03-01
publisher
広島大学外国語教育研究センター
issn
1347-0892
ncid
language
ger
nii type
Departmental Bulletin Paper
HU type
Departmental Bulletin Papers
DCMI type
text
format
application/pdf
text version
publisher
rights
Copyright (c) 2018 広島大学外国語教育研究センター
department
Institute for Foreign Language Research and Education
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