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ID 32304
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日本におけるネガティブポライトネス : "遠慮"概念の再考
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NDC
Education
abstract
本論文では,日本社会における"遠慮"の概念をネガティブポライトネスの視点から考察し,現代社会でいかに若者たちによって異なった概念で使用されているかを再考する。ブラウン&レビンソンのポライトネス理論と比較対照することにより,どのように新しい"遠慮"がネガティブポライトネス方略として表現されているかを指摘する。

日本の伝統的な親しい二者関係を基盤とする,思いやりや対人配慮の心性は失われつつあり,遠慮という言葉を若い世代は便利なポライトネス方略として採用している。本来,遠慮とは相手の要求を配慮するものとして協調的な概念で使われてきたのに対し,現代では自分の自己的な欲求(他者に邪魔されたくない,踏み込まれたくない欲求)を満たす目的で使われている。その欲求はブラウン&レビンソンが提出したネガティブポライトネスの概念と非常に近い概念と言える。

この共通点を分析することにより,いかに日本の現代社会において若い世代の人たちが異なった種類の人間関係を生きているかを指摘する。
journal title
Hiroshima Studies in Language and Language Education
issue
Issue 15
start page
189
end page
196
date of issued
2012-03-01
publisher
広島大学外国語教育研究センター
issn
1347-0892
ncid
SelfDOI
language
eng
nii type
Departmental Bulletin Paper
HU type
Departmental Bulletin Papers
DCMI type
text
format
application/pdf
text version
publisher
rights
Copyright (c) 2012 広島大学外国語教育研究センター
department
Institute for Foreign Language Research and Education
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