中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 Volume 55
2015-03-20 発行

体のしくみと薬について考える保健の授業 : 探究活動を通して <第2部 教科研究>

足立 達也
岩部 順
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薬と正しく付き合うための思考力や実践力を育成するとともに,運動や食事などの生活習慣と健康に関する知識や理解を深めることを目指し保健の授業を実践した。その際,学習する知識や理解の内容や単元のつながりを整理し,「体のしくみ」に重点をおいた学習計画を作成した。また,思考力を高め実生活に生きる実践力を育むために,探究活動として4つの実験を取り入れ, 「体のしくみ」と「薬」について考察する時間を設けた。
その結果,各自がこれまでの生活を振り返り,改善点をみつけ,今後の薬との関わり方や生活の在り方について考える事ができるようになった。特に,探究活動は,学習した知識や理解を深めるだけでなく,多面的・複眼的な視点で考察することができ,思考力を高め実践力を育むのに大変効果的であることを確認できた。