中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 Volume 46
2006-03-20 発行

基礎訓練から発展的なスピーキング活動への連係 : 教科書を活用した表現の能力の育成 <第2部 教科研究>

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2005年度中学3年生において,生徒が英語によるスピーキングに慣れ親しみ,スピーキングの基礎的な能力を身につけるための指導を行った。スピーキング能力の育成は,スキットやスピーチなど,さまざまな活動を通じて行なうことが可能である。しかし,その際自由度の高い活動を行っても,その活動の基礎となる英語力が生徒に備わっていなければ,その活動は効果的な学習とはなりがたい。また,現実のコミュニケーションにおいては,スピーキングの技能は他の3技能と密接に関連して発揮されることが多い。これらのことから,表現の能力の基礎となる英語表現を生徒に確実に定着させ,スピーキングの学習を他の技能と関連づけて進めることを本年度の指導の方針とした。また,その指導過程においては一貫して教科書を活用することにより基礎訓練から実践的なコミュニケーションへの「橋渡し」が円滑に図られると考えた。本稿では,その授業実践の概要を報告する。
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