中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 Volume 35
1995-03-10 発行

化学IIにおける課題研究実施の諸問題

山田 雅明
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学習指導要領の改訂に伴い, 高等学校理科では観察・実験を重視し, 科学的な思考力を育成するために, 新しく探究活動や課題研究が位置づけられた。課題研究は自然探究という科学の最も重要な部分の学習に有効な方法であるとともに, 生徒自らが主体的に, そして創造的に学習に取り組むことを目指したものである。本校では, これまでに探究活動や課題研究の実践が多数行われ, 一定の成果をあげてきた。課題研究はより幅広い探究活動であり, それを進めるに当たっては(1)科学的に探究する方法, (2)課題の設定, (3)問題解決の能力の育成, (4)調査・研究の実施方法, (5)調査・研究の成果のまとめと発表(6)評価など様々な留意点があげられる。今回は高校3年次において, 単元「酸化還元反応」終了時に課題研究を取り入れ, 生徒へのアンケート結果をもとにその意義と実施に当たっての問題点を検討してみた。
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