ドイツ語イディオム学習・教授法に関する総合的研究 : 日独イディオム比較・対照研究の視点から

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File
diss_otsu3484.pdf 6.96 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
ドイツ語イディオム学習・教授法に関する総合的研究 : 日独イディオム比較・対照研究の視点から
Creator
Abstract
1927年、船でヨーロッパ留学に旅だった哲学者和辻哲郎は、途上、始めてみる異国の風物に感銘を受け、彼の「風土論」を練り上げていく。まず、東南アジア、インドを典型とする「モンスーン的風土」が論じられ、次に中近東の「砂漠的風土」が考察される。中近東の乾燥しきった荒涼とした砂漠とは全く対照的ともいえるイタリア半島の緑に驚きを覚えた和辻は、ヨーロッパの風土を「牧場的」と規定する。和辻はイタリア、ギリシャ、ドイツ、イギリスの自然およびその自然との関連においてそれぞれの文化を論じる。本論文の基本主張も、この和辻のテーゼを受けて、文化の一部としての言葉は、その言語が属する文化(圏)の影響を反映し、あるいはその文化(圏)を作り上げているがゆえに、異言語(外国語)の学習は、当該異言語が属する文化(圏)についての理解に導くものであり、そこにまた異言語学習の一つの意義も存在するのだというものである。
NDC
German [ 840 ]
Language
jpn
Resource Type doctoral thesis
Publisher
Hiroshima University
Access Rights open access
Dissertation Number 乙第3484号
Degree Name
Date of Granted 2001-06-18
Degree Grantors
広島大学