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ID 19866
本文ファイル
別タイトル
中国語助詞の誤用分析
著者
キーワード
结构助词
动态助词
句尾助词
脱落
赘余
NDC
中国語
教育
抄録
本稿は,日本人大学生の中国語作文から集めた95の誤用例に基づき,助詞の誤用を記述し分析したものである。その助詞の誤用は,1)構造助詞の誤用,2)動態助詞の誤用,3)文末助詞の誤用という3つに分けられる。構造助詞の問題としては,主として"的"を取り上げ,体言,用言,前置詞句が定語(連体修飾語)をなす場合の"的"の欠落と,時間名詞が中心語の場合や,数量詞,時間名詞,指示代名詞が定語の場合,及び熟語化名詞句,同格名詞句の場合における余分に添えられた"的"の余剰について分析を試みた。そのうえ,"地"と"得"の欠落に言及した。動態助詞の問題については,"了"の分析から始まった。補語を伴う,または副詞と結合した一部の述語は,"了"を落とすと不適格文になることを指摘した上で,非仮定条件の未然形や"没有"の条件形に"了"を添加しないことを議論しながら,心理動詞,アスペクト動詞などの状態動詞と形容詞が"了"と共起しないことを考察した。それから,連動文の前項述語や時間補語を伴わない述語,恒常性を表す副詞と結合した述語が"了"と共起しないことを検討した。さらに,動態助詞の"了"と文末助詞の"了"の置き換え誤用と"了"の語順の間違いを検証した。動態助詞の"着"については,欠落,余剰,語順のミス,補語との混用という4つの問題を分析し,動態助詞"过"については,欠落と余剰の両方から考察を加えた。文末助詞の問題に関しては,主に"了"と"的"をめぐって論を進めた。"了"については,心理動詞や形容詞,判断動詞が述語だったり,副詞"才","不太","多年"と結合したりする場合の余剰を...
掲載誌名
広島外国語教育研究
9号
開始ページ
139
終了ページ
154
出版年月日
2006-03-31
出版者
広島大学外国語教育研究センター
ISSN
1347-0892
NCID
SelfDOI
言語
中国語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
外国語教育研究センター
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