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ID 35849
本文ファイル
別タイトル
The relationship between the childcare environment in the waldkindergarten and the physical movement of children
著者
正田 るり子
玉木 美和
田中 恵子
NDC
教育
抄録
本研究では,森の幼稚園の在園児と卒園児を対象に体力・運動能力を調査し,一般的な集団と比較することで,森の幼稚園の保育環境と体力・運動能力との関係を明らかにした。研究1ではMKS幼児運動能力検査を用いて,森の幼稚園の在園児の体力・運動能力を測定した。その結果,森の幼稚園の在園児の体力・運動能力は一般的な幼稚園・保育園の幼児のそれと大きな差はないことがわかった。研究2では,小学校で実施された新体力テストの結果から,森の幼稚園の卒園児の体力・運動能力を調査した。その結果,森の幼稚園の卒園児の体力・運動能力は一般的な幼稚園・保育園を出た児童のそれと同程度かそれ以上であることがわかった。これらの結果から,森の幼稚園の保育環境は幼児の体力・運動能力に対してあまり大きな影響を持たないが,小学校入学以降にポジティブな効果として顕在化する可能性があることが示唆された。幼児期に森での様々な活動を経験する中で,それに伴う動きのバリエーションを身につけることができており,それが就学後の体力・運動能力の基礎となっていると推察される。森という環境が,幼児の長期的な発達に影響を与えることが示唆された。
抄録(英)
This study examines the physical movement of children with the "MKS Test of Motor Ability for Preschool Children" and the "New Governmental Test of Motor Ability". This study also compares the motor skill of ordinary children (standardized data) to that of children in the Wald kindergarten and the pupils who graduated from it. The result revealed that children in the Wald kindergarten exhibited an ordinary level of motor skill, and the pupils who graduated from the Wald kindergarten had a higher level of motor skill than pupils who did not. This outcome suggests that the effect of the childcare environment in the Wald kindergarten indicates a higher level of motor skill after the children entered elementary school, although it was not apparent while the children were in the Wald kindergarten.
掲載誌名
学部・附属学校共同研究紀要
42号
開始ページ
113
終了ページ
118
出版年月日
2014-03-24
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
寄与者
浅川, 淳司
中山, 泉
ISSN
1346-5104
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
附属学校部
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