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ID 40180
本文ファイル
別タイトル
Characterization of Clonal Polyp Strains Established from Aurelia sp. Inhabiting the Seto Inland Sea of Japan
著者
辻田 菜摘
黒田 理絵
奥村 衣澄
吉岡 沙弥香
中谷 みなみ
小山 寬喜
キーワード
クローン系統
ストロビレーション
瀬戸内海
分子系統解析
ポリプ
ミズクラゲ
Aurelia sp.
clonal strain
molecular phylogenetic analysis
polyp
strobilation
the Seto Inland Sea
NDC
動物学
抄録
ミズクラゲ(Aurelia sp.)の生活環の中で,ポリプからストロビラを経てエフィラに形態変化する過程はストロビレーションと呼ばれる。ストロビレーションの分子機構の解明に向けて分子生物学的および生化学的研究を進めるために,瀬戸内海産のミズクラゲからポリプのクローン系統を7株確立した。実験室内でストロビレーションを誘導する条件を検討した結果,これらのクローン系統は,25℃から10℃への低温処理によって32- 42日でストロビレーションを開始し,indomethacin (25μM)の投与によって25℃条件下で4-8日でストロビレーションを開始した。また,短期間だけ低温処理をおこなう飼育実験の結果,ストロビレーションは一旦開始すると低温条件下でなくても正常に進行し完了することが明らかになった。さらに,分子系統解析の結果,今回確立したクローン系統がAurelia sp.1(Dawson et al., 2005)であることが示唆された。
抄録(英)
In the life cycle of Aurelia sp., the transition from polyp to strobila/ephyra is called“strobilation”. To study the molecular mechanisms of strobilation with molecular biological and biochemical approaches, we established 7 clonal polyp strains from Aurelia sp. inhabiting the Seto Inland Sea of Japan. In laboratory condition, the clonal strains started strobilation in 32 - 42 days by a temperature change from 25˚C to 10˚C, or in 4 - 8 days at 25˚C by administration of indomethacin (25 μM). The experiments of short-term low-temperature treatments revealed that strobilation proceeded to the end independently of temperature after strobilation had been initiated. Further, molecular phylogenetic analysis suggested that the clonal strains could be Aurelia sp. 1 (Dawson et al., 2005).
内容記述
本研究は,平成20年度広島大学後援会・教育研究一般助成および平成20年度広島大学大学院生物圏科学研究科・研究科長裁量経費研究助成の支援のもとで実施されたものである。
掲載誌名
生物圏科学 : 広島大学大学院生物圏科学研究科紀要
54巻
開始ページ
45
終了ページ
54
出版年月日
2015-12-25
出版者
広島大学大学院生物圏科学研究科
ISSN
1348-1371
NCID
NAID
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
生物圏科学研究科
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