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ID 19441
本文ファイル
別タイトル
Preschoolers' prosocial judgments in situations in which other children are crying
著者
越中 康治
キーワード
幼児
向社会的判断
慰め行動
親密性
NDC
心理学
抄録
本研究では,幼稚園の年中児及び年長児を対象として,場面想定法を用いた実験を行い,他児が泣いている場面を目撃したとき,幼児が,①泣いている他児を慰めるために向社会的判断を行うのか,②向社会的判断に際していかなる方略を生成するのか,③自ら生成した方略を実行することによって他児を慰めることができると肯定的に自己評価するのかを検討した.なお,幼児の向社会的判断及び自己評価に影響を及ぼす要因として,泣いている他児との親密性(高い,低い)を取り上げた.主要な結果を以下に記す.女児は,親密性の低い他児に対して向社会的判断を行わない傾向があった.男児は,女児に比して,泣いている他児を積極的に救助することで慰めようとする傾向があった.女児は,年中では,他児を直接慰めると回答することが多いのに対して,年長では,他児を教師のところに連れて行き,教師に慰めてもらうと回答することが多かった.自己評価に関して,年中男児のみが,全般的に肯定的な評価を下した.また,年長女児は,他児を教師のところに連れていくという方略を生成したときのみ,慰めることができると肯定的な評価を下した.
掲載誌名
広島大学心理学研究
2号
開始ページ
159
終了ページ
169
出版年月日
2003-03-28
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
ISSN
1347-1619
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
権利情報
Copyright by Author
部局名
教育学研究科
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