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ID 19433
本文ファイル
別タイトル
Masculinity and femininity in male and female undergraduates
著者
杉本 明子
松田 文子
キーワード
男性性
女性性
自己にとっての重要性の認知
社会からの期待の認知
NDC
心理学
抄録
1990年代に入ってからの女子青年の変貌は著しく,現代の男子,女子それぞれの持つ性格特性が旧来男性性,女性性と呼ばれてきたものとずれている可能性がある.また性役割に関する社会の期待の認知も変化しているように思われる.そのため,現代の大学生の持つ性格特性および性役割認知を調査する.調査Ⅰでは現代の大学生の持つ性格特性を調べた.その結果,男性性,女性性いずれにおいても男女間で有意差はほとんど見られなかった.母親の就労タイプ別にみると,乳幼児と児童期に母親がフルタイムで働いていた場合,そうでない場合より,男子において思いやりのある人間として自己評価する傾向が高まることが判明した.調査Ⅱでは自己にとっての重要性の認知と社会からの期待の認知について調べた.その結果,女性性および人間性に関して,女子が男子より自己にとって重要と評価する傾向が見られた.一方,社会からの期待は男女間で差はほとんど見られなかった.また,これらの特性に関して,女子の方が男子より,社会からの期待以上に自己にとって重要と認知する傾向がみられた.以上より,女性性,男性性という呼び名が,現代においてふさわしくないことが示された.
掲載誌名
広島大学心理学研究
2号
開始ページ
73
終了ページ
84
出版年月日
2003-03-28
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
ISSN
1347-1619
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
権利情報
Copyright by Author
部局名
教育学研究科
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