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ID 19430
本文ファイル
Thumnail hpr_2_1.pdf 530 KB
別タイトル
Effects of irrelevant speech and articulatory suppression on time estimation
著者
吉田 有美子
キーワード
時間評価
音韻ループ
無関連スピーチ
構音抑制
NDC
心理学
抄録
本研究は,Baddeley(1986)のワーキングメモリ・モデルに基づき,音韻ループと時間評価の関係を調べることを目的とした.音韻ループは,音韻ストアと構音コントロール過程という2つの下位システムに分けられる.そこで,それぞれに干渉することが時間評価に対する記憶セットサイズ効果にどのような影響を及ぼすのか,またその影響の仕方に違いがあるのかについて,2つの実験で検討した,実験には健常な大学生および大学院生が参加し,いくつかのアルファベットを記憶しつつ2500msの時間作成課題を行なった.同時に,無関連スピーチと構音抑制により音韻ストアと構音コントロール過程に干渉した.その結果,干渉課題のない条件では,記憶セットサイズが大きくなるほど作成時間が長くなった.一方,干渉課題により記憶セットサイズ効果は消失し,その干渉効果は音韻ストアへの干渉の方が大きかった.また,構音コントロール過程への干渉のみが作成時間の短縮効果を示した.これらのことから,音韻ストアと構音コントロール過程が時間評価に及ぼす影響の仕方には何らかの違いがあり,構音コントロール過程の方が時間評価と関わりが深いと考えられる.
掲載誌名
広島大学心理学研究
2号
開始ページ
1
終了ページ
10
出版年月日
2003-03-28
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
ISSN
1347-1619
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
権利情報
Copyright by Author
部局名
教育学研究科
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