このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 29893
本文ファイル
別タイトル
Fundamental study of the scientific interpretation of the experimental data (2) : Lesson Design by Use of Graphed Data Interpretation
著者
NDC
教育
抄録
本研究は, 学習者が実験データを科学的に解釈する態度を養うことを目的とする指導方法の提案とその授業実践を試みた。前年度の研究を踏まえ, 科学的解釈の場における中学生への学習指導の取り組みを3つの要点にまとめた。

○ 学習者に, 実験データがもつ誤差や連続性などの測定値としての意味の認識を深めさせる

○ 科学的根拠を示すために持ち得ていない知識や手法を提示し, 学習者にその習得を行わせる

○ 科学的解釈の場となる場面であることを学習者に提示する

これらの3つの要点を活かすための特徴的な4つの指導場面をとりいれた授業実践を行った。

その結果, 中学生は測定値を誤差がある値として認識し, 実験の設定, 方法, グラフ作成, 読み取り方など様々な場面において, 科学的な解釈を行う力を持ち得ていた。中学生は科学的分析や考察の手法, 知識といったものを十分には持ち得ていないが, 指導者が, 学習者の知識や技能・能力を十分に把握して, 持ち得ない知識や手法に対しては, それを補いながら科学的な解釈や考察場面を設定し, 思考力などの育成に努めていくことで, 中学生においても科学的に解釈する態度を養うことが可能であると考察した。
掲載誌名
学部・附属学校共同研究紀要
38号
開始ページ
301
終了ページ
306
出版年月日
2010-03-31
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
ISSN
1346-5104
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
附属学校部
他の一覧