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ID 32662
本文ファイル
別タイトル
A lesson to develop critical thinking in high school social studies (II) : A case study of the civics' unit "Tax Reform"
著者
土肥 大次郎
NDC
教育
抄録
本研究は,批判的思考力育成をめざした社会系教科の授業開発の研究である。批判的思考力を育成し,社会認識形成を重視した授業には,社会科学科としての授業,社会工学科としての授業,社会的意思決定の批判的研究としての授業,3つの型の授業が考えられる。本研究ではまず,これら3授業の批判的検討を行い,その強みや問題点を明らかにした。そして,相互補完の関係にあると考えられるこれら3授業のうち,より直接的に市民的資質育成に関わり,また研究・授業開発が最も遅れている,社会的意思決定の批判的研究としての授業について,その構成のあり方を,開発した授業事例とともに示した。開発した授業は,高等学校公民科政治・経済の小単元「税制改革」である。小単元の目標は,複数考えられる税制のそれぞれについて,経験や科学と調和する真理性をもつ理論にもとづいて説明でき,さらに公共空間で一定の支持が得られた正当性をもつ価値を言い表せるようになることである。こうした認識形成を具体的に示し,今後の税制について知的(道具的)な合理性,さらに実践的な合理性をもつ意思決定を可能とする授業を提示した。
掲載誌名
学部・附属学校共同研究紀要
40号
開始ページ
289
終了ページ
294
出版年月日
2012-03-26
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
ISSN
1346-5104
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
附属学校部
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