学習システム研究 5号
2017-03-31 発行

教師教育者をテーマとしたRIDLS 国際会議の成果と意義

Outcome and significance of the RIDLS international conference on teacher educators
草原 和博 大学院教育学研究科 広大研究者総覧
本文ファイル
抄録
 本稿は,2016 年2 月8 日と11 日の両日,RIDLS の主催で開催された国際会議について,その成果と意義を報告するものである。本会議では,教師教育者の専門性開発の動向とSelf-Study の方法論について,Dr. Alicia R. Crowe とDr. Mieke Lunenberg が基調講演を行った。基調講演を受けて,広島大学のスタッフと大学院生が,日本の教師教育者の成長過程に関して実証的な事例報告を行った。基調講演と事例報告に対して,今関豊一,武田信子,木村優の三氏が政策・研究・実践の各立場からコメントを寄せるとともに,これからの研究課題について意見を述べた。本会議の意義は,第1 に,教師教育者の専門性に関して国際的に議論する我が国最初の機会となったこと,第2 に,議論を通じて「教師教育者の専門性」に関して複数の異なる立場・主張が確認されたことである。「教師教育者の専門性」に関しては,①教育学研究・実践を伝達する能力,②教育学研究・実践そのものの能力,③教育学研究・実践と教師教育を統合する能力,の3 つの類型を抽出することができた。
内容記述
「教師教育者の専門性」に関する国際シンポジウム(2016 年2 月8・11 日開催)
キーワード
教師教育者
教師教育者の専門性
専門性開発
Self-Study
Teacher Educators
Teacher Educators’ Expertise
Professional Development
Self-Study
権利情報
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