初等教育カリキュラム研究 6号
2018-03-31 発行

小学校4 年生の体育授業における戦術的知識の変容に関する一考察 : フラッグフットボールにおけるオフェンスのガードに着目して

A Study on Tactical Knowledge Acquisition among Fourth Grade Students in a Physical Education Class: Focusing on the Offensive Guard in Flag Football
與倉 潤也
木原 成一郎 大学院教育学研究科 広大研究者総覧
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抄録
試合の中で戦術的な動きを行ったり,試合をする以前に作戦を立案したりする際には,いずれも戦術に関する知識が必要となる。それゆえ,ボール運動の学習を効果的に進めるためには,戦術に関する知識の指導が重要であるといえる。本研究は,フラッグフットボールにおけるオフェンスのガードに着目して,児童の戦術的知識の変容を明らかにすることを目的とした。
そこで,単元の前後に戦術的知識テストを行い,記述を分析した。その結果,多くの児童がガードの戦術的知識を獲得していたことが明らかになった。それは具体的には,ガードの役割や原則といったガードの「宣言的知識」や,敵や味方の動きを意識したガードの動き方というガードの「手続的知識」であった。また,作戦を成功させるために必要となる効果的なガードの仕方に関する「手続的知識」を獲得していた児童も多くみられた。
キーワード
ボール運動
フラッグフットボール
戦術的知識
ガード
ball movement
flag football
tactical knowledge
guard
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