多文化共生社会の視座に立つ小学校外国語活動の単元開発に関する研究 : テキストマイニングによる効果の分析

学部・附属学校共同研究紀要 39 号 177-182 頁 2011-03-24 発行
アクセス数 : 1542
ダウンロード数 : 387

今月のアクセス数 : 2
今月のダウンロード数 : 2
ファイル情報(添付)
AnnEducRes_39_177.pdf 1.14 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
多文化共生社会の視座に立つ小学校外国語活動の単元開発に関する研究 : テキストマイニングによる効果の分析
タイトル ( eng )
A research on the Units Development of Foreign Language Activities in Elementary School : Analysis of the Effectiveness by Text Mining
作成者
林原 慎
川﨑 正盛
小早川 善伸
安松 洋佳
中村 千絵
収録物名
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
39
開始ページ 177
終了ページ 182
収録物識別子
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
抄録
本研究の目的は, ①子どもたちが現在及び将来にわたって生きていく社会の中で, 必要な力を育成していくために, 多文化共生社会の視座に立つ小学校外国語活動の単元開発を行うこと, ②単元終了後に記述式のアンケートを実施し, テキストマイニングを使って分析することにより, 実践した単元の効果を分析すること, の2つであった。6年生(38名)を対象に調査は行われ, ベースボールを題材に単元開発を行った。アメリカと日本での野球の言葉の違いを比較することができ, かつ多国籍の選手による多文化共生について知ることができると考えた。児童の感想を分類したカテゴリの関係から, 「外国語と活動を結び付けて捉えており, それらが楽しさと難しさを含んでいる」と感じていること, 「楽しいけれど難しい」あるいは「難しいけれど楽しい」という関係があることが分かった。また, キーワードの結びつきから, 児童は外国語活動を受験や成績, 就職などのための学習と捉えていると言うよりも, 「世界」, 「人」, 「コミュニケーション」を意識した多文化共生につながる学習と捉えている方が強いということが分析された。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
発行日 2011-03-24
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679