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ID 14268
file
creator
NDC
German
abstract
1927年、船でヨーロッパ留学に旅だった哲学者和辻哲郎は、途上、始めてみる異国の風物に感銘を受け、彼の「風土論」を練り上げていく。まず、東南アジア、インドを典型とする「モンスーン的風土」が論じられ、次に中近東の「砂漠的風土」が考察される。中近東の乾燥しきった荒涼とした砂漠とは全く対照的ともいえるイタリア半島の緑に驚きを覚えた和辻は、ヨーロッパの風土を「牧場的」と規定する。和辻はイタリア、ギリシャ、ドイツ、イギリスの自然およびその自然との関連においてそれぞれの文化を論じる。本論文の基本主張も、この和辻のテーゼを受けて、文化の一部としての言葉は、その言語が属する文化(圏)の影響を反映し、あるいはその文化(圏)を作り上げているがゆえに、異言語(外国語)の学習は、当該異言語が属する文化(圏)についての理解に導くものであり、そこにまた異言語学習の一つの意義も存在するのだというものである。
publisher
Hiroshima University
language
jpn
nii type
Thesis or Dissertation
HU type
Doctoral Theses
DCMI type
text
format
application/pdf
grantid
乙第3484号
degreeGrantor
広島大学(Hiroshima University)
degreename Ja
博士(文学)
degreename En
Literature
degreelevel
doctoral
date of granted
2001-06-18
department
Graduate School of Letters