ぷらくしす

『ぷらくしす』は、広島大学応用倫理学プロジェクト研究センターが発行する活動報告書であり学術誌です。
同センターが継続的に取り組んでいる「平和」および「和解」を中心とした応用倫理学的諸問題に関する理論的・実践的研究の成果を掲載しています。

ISSN : 1880-8638
発行元 : 広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター
西日本応用倫理学研究会
論文
受容期における人格概念の内実としての権利・義務概念 : その関係依存的解釈と関係規定的解釈：西周を例として
The Concept of Rights and Duties as Contents of the Concept of Person in the Period of its Acceptance: The Relation-Dependent Interpretation and the Relation- Prescriptive Interpretation: The Case of Amane Nishi
後藤 弘志
PP. 1 - 21
アレントにおける政治的なものについて
Hannah Arendt on the Political
石田 三千雄
PP. 23 - 33
ドイツ観念論の体系論争 : 観念＝実在論の鼎立
Debatte über die Idee des philosophischen Systems im Deutschen Idealismus Dreifüꞵigkeit des Ideal=Realismus
山口 祐弘
PP. 35 - 47
テクノロジーの誕生と「専門職としての技術者」の概念 : J. ベックマンの技術学に焦点を当てて
The Birth of Technology and the Concept of “Engineer as Profession”: focusing on “Technologie” by J. Beckmann
嶋崎 太一
PP. 49 - 63
道元研究 : 弘法救生(ぐほうぐしょう)を目指して
A Study of Dōgen: Aiming at Spreading Buddhism and Saving Sentient Beings
宇野 正三
PP. 65 - 72
翻訳
「記憶する」とはなにを意味するのか？ヘブライ語聖書における規範性の起源に関するいくつかの考察
Was bedeutet „sich erinnern“? Einige Überlegungen zum Ursprung der Normativität in der hebräischen Bibel
ビーネンシュトック ミリアム
PP. 75 - 85