厳罰化で犯罪を抑制できるのか : Rasmusen (1996), “Stigma and Self-Fulfilling Expectations of Criminality” のレビュー
廣島大學經濟論叢 46 巻 3 号
41-75 頁
2023-03-10 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
厳罰化で犯罪を抑制できるのか : Rasmusen (1996), “Stigma and Self-Fulfilling Expectations of Criminality” のレビュー
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タイトル ( eng ) |
Should Criminals Be Punished Severely?: A Review of Rasmusen (1996) “Stigma and Self-Fulfilling Expectations of Criminality”
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作成者 | |
収録物名 |
廣島大學經濟論叢
The Hiroshima Economic Review
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巻 | 46 |
号 | 3 |
開始ページ | 41 |
終了ページ | 75 |
ページ数 | 35 |
収録物識別子 |
[ISSN] 0386-2704
[NCID] AN00213519
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抄録 |
有罪判決を受けた被告(その結果としての犯罪者)は公的な刑罰を受けるだけでなく、犯罪者の烙印を押されること、すなわち、他の人々が彼と経済的あるいは社会的な相互作用を持つことの嫌悪感に苦しめられることになる。有罪判決は、有罪判決を受けた当該個人に関する有用な私的情報を伝達することになる。そして、このことは(犯罪者に汚名を着せることは)、道徳的問題は別にして、刑事司法制度に具備する重要かつ正当な機能ということがいえるかもしれない。しかしながら、汚名・烙印の強度は、期待賃金および犯罪率に依存して決まる。そして、このことは、異なる犯罪率を持つパレート順位付け可能な複数均衡を生じさせることになる。
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著者キーワード |
JEL classification : A12
JEL classification : C70
JEL classification : J30
スティグマ
厳罰化
犯罪記録の開示
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内容記述 |
研究プロジェクト(課題番号:26380462)への日本学術振興会の学術研究助成基金助成金の資金援助に深く感謝いたします。本レビューは、同研究プロジェクトの遂行にあたりなされた、一連の文献レビューの一環であり、本稿は、主として、Eric Rasmusen, “Stigma and Self-Fulfilling Expectations of Criminality,” Journal of Law and Economics, Vol. 39, No. 2, 1996, pp. 519-543を概括したものである。
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学経済学会
The Economics Society of Hiroshima University
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発行日 | 2023-03-10 |
権利情報 |
Copyright (c) 2023 広島大学
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出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
助成機関名 |
日本学術振興会
Japan Society for the Promotion of Science
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助成機関識別子 |
[Crossref Funder] https://doi.org/10.13039/501100001691
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研究課題名 |
外在的報酬による動機付けの締め出し効果に関する理論的・実証的研究
外在的報酬による動機付けの締め出し効果に関する理論的・実証的研究
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研究課題番号 |
26380462
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