Vibrio anguillarum isolated from the European Eel (Anguilla anguilla) cultured in Japan

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ファイル情報(添付)
JFacFishAnim_15_29.pdf 414 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
Vibrio anguillarum isolated from the European Eel (Anguilla anguilla) cultured in Japan
タイトル ( eng )
養殖ヨーロッパウナギ(Anguilla anguilla)から分離されたVibrio anguillarum
作成者
Muroga Kiyokuni
Jo Yasuhiko
Nishibuchi Mitsuaki
収録物名
広島大学水畜産学部紀要
Journal of the Faculty of Fisheries and Animal Husbandry, Hiroshima University
15
1
開始ページ 29
終了ページ 34
抄録
Vibrio anguillarumはヨーロッパにおいて海水中および汽水中のウナギに鰭赤病を起こすものとして古くから知られている。1969年以来,ニホンウナギ(Anguilla japonica)の種苗不足を補うためヨーロッパウナギ(A. anguilla)のシラスが大量に輸入され,日本各地で養殖されているが,我が国においてはヨーロッパウナギでのV. anguillarum感染症の発生は現在まで報告されていない。

1975年4月末,徳島県下のやや塩分を含む養殖池において,前年から赤点病(Pseudomonas anguilliseptica感染症)が発生していた魚群について検査したところ,P. anguillisepticaとともにV. anguillarumが分離され,ヨーロッパウナギにおける本菌感染症が我が国でも確認された。

しかしながら,その感染率は比較的低く,また本病による大量斃死も認められなかった。これはヨーロッパウナギがニホンウナギと同様,V. anguillarumに対してある程度抵抗性を有しているためと考えられた。
NDC分類
水産業 [ 660 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学水畜産学部
発行日 1976-07-20
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 0440-8756
[NCID] AN00213563
[NAID] 40003288838