教育実習の在り方について : 小学校教員養成における教育実習指導の充実について

学部・附属学校共同研究紀要 Issue 39 Page 87-92 published_at 2011-03-24
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File
AnnEducRes_39_87.pdf 803 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
教育実習の在り方について : 小学校教員養成における教育実習指導の充実について
Title ( eng )
The ideal method of student teaching.
Creator
Miura Kana
Source Title
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
Issue 39
Start Page 87
End Page 92
Journal Identifire
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
Abstract
本研究は, これからの附属小学校での教育実習の新しい方法を探るために, まず, 先行研究を基に, 教師に求められる知識について論究し, そこで得た知見から教師に必要な知識を獲得させるための教育実習におけるアプローチ方法について検討することを目的とした。先行研究より, 教師には実践的知識が必要であることが明らかとなったが, 実践的知識とは多義的であり, 複雑なものであるため, その知識の適用範囲は, 広く特定の場面に遭遇しないかぎり, 必要ない知識と成りかねないことわかった。そこで, 教育実習生に反省的な思考を促すカンファレンス的な学びの場を設定することで, 実践的知識の獲得を目指した。アンケートを基にカンファレンス的な学びの場の設定と従来通りの学びの場において比較検討した結果, それほど差がないことが明らかとなったが, カンファレンス的な学びを行った教育実習生の感想では, 反省的な思考が見受けられた。本研究から, 教育実習におけるカンファレンス的な学びの導入は, 教育実習生の思考スタイルの変容や指導教員の自己省察にとっても少なからず効果が認められると考えられる。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学学部・附属学校共同研究機構
Date of Issued 2011-03-24
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679