携帯電話・携帯メールコミュニケーションに及ぼす性と性役割の影響

広島大学心理学研究 5 号 69-92 頁 2006-03-30 発行
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ファイル情報(添付)
hpr_5_69.pdf 1.21 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
携帯電話・携帯メールコミュニケーションに及ぼす性と性役割の影響
タイトル ( eng )
Influence of sex and gender on cellular phone call and cellula rphone mail
作成者
黒角 健太
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
5
開始ページ 69
終了ページ 92
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究は、携帯電話と携帯メールを用いたコミュニケーションに及ぼす利用者の性と性役割(男性性、女性性、中性性)の効果を検討することであった。大学生162名を対象に質問紙調査を実施し、131名から有効回答を得た。調査対象者の性、男性性、女性性、中性性の4変数を説明変数とし、携帯電話と携帯メールに対する利用態度10変数、携帯電話と携帯メールの利用実態22変数、および携帯電話と携帯メールによる自己開示8変数の合計40変数を基準変数とする重回帰分析を行った。その結果、(1)利用態度に対する性と女性性の影響は大きいが、男性性と中性性の影響はない、(2)利用実態に対する性と女性性の影響は最も大きく、男性性の影響は次に大きく、中性性の影響は小さい、(3)自己開示に対する女性性の影響は極めて大きいが、性の影響は小さく、男性性と中性性の影響はない、ということが実証された。
著者キーワード
携帯電話
携帯メール
性役割
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2006-03-30
権利情報
Copyright by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129